松江・境港・隠岐観光振興協議会松江・境港・隠岐観光振興協議会

イベント情報

~国宝松江城から始める~                  城攻め18番めぐり

開催日

 

~城郭巡りのポイント~

1 攻め手になったつもりで城を見るべし

城攻めする気で一歩城に入れば、敵兵から四方八方、弓や鉄砲で狙われる目線となり一歩一歩の歩みも重みが増していくでしょう。

2 山道、坂道、きつい階段を好物とすべし

防御施設としての城に勾配のきつい坂や階段は付き物です。敵に攻められないように築かれた険しい道を登り切った先にこそ、城攻めの喜びがあるでしょう。

3 野生の植物や動物にも注意すべし

城があるところは本来、敵が攻め難い場所です。自然を要害としてつくった城には動植物も共存し、油断は禁物です。

4 駐車場がないこと、遠いことを嘆くことなかれ

お城の近くに駐車場があるとは限りません。むしろ近くまで車ではいけないところもあります。不便なことは攻め難い城の条件です。

5 ポイ捨てするべからず、来た時よりも美しく

城の多くは文化財や史跡。ゴミやタバコのポイ捨ては御法度です。来た時よりも帰る時の方をキレイにしましょう。

6 御当地グルメを堪能すべし

腹が減っては城攻めはできません!どうせ食べるなら地元の食材を使った御当地グルメを味わうべき。その土地ならではの食文化を堪能して下さい。

 

<<天下一やさしいお城講座>>

既存天守とは・・・

お城の長い歴史の中で天守が誕生したのは、戦国時代の末期です。一概に天守といっても既存天守、復元天守、復興天守、模擬天守などその種類は様々ですが江戸時代またはそれ以前に建てられ、現在まで保存されているものを既存天守を言います。

 

【既存天守のご紹介】

・国宝 松江城 ~安土城から大阪城への流れをくむ「唯一の正統天守」

 戦国時代天下統一に導いた三英傑、信長・秀吉・家康に仕えた堀尾吉春により築城。5年の歳月をかけ、1611(慶長16)年に完成。本丸にそびえる天守は、桃山初期の城郭の特徴を残し、華やかな造りを排除した実践本意の造り。信長の安土城から秀吉の大阪城へと続く正統な天守の形では、現在12天守の中で松江城にしか残っていない。

・備中松山城 ~近世山城で唯一残る天守~

 近世山城で唯一残る既存天守。山城としては日本一高い場所にある。歴史は古く、鎌倉時代1240(延応2)年に相模国から入国して来た地頭・秋庭三郎重信が砦を築いたのが起源。1683(天和3)年に水谷勝宗によって3年がかりで修築され、今の天守の姿となった。

・丸亀城 ~石垣の美しさは日本一~

 三の丸・二の丸・本丸の石垣総高は約60m。「石の城」と形容されるほど美しい石垣の名城。日本一の石垣の高さを誇る。内堀から天守にかけて積み重ねられた石垣は「扇の勾配」と呼ばれる見事な曲線を描く。本丸にある天守は現存する日本最小の天守としても有名。

・松山城 ~四国屈指!21棟の重要文化財~

  賤ヶ岳の七本槍として有名な加藤嘉明が1602(寛永4)年から築城開始。20年以上もの歳月をかけ築城。1784(天明4)年、落雷によって天守など焼失したが、その後再建され現在に至る。天守をはじめ、21もの建造物が国重要文化財に指定されている。

・高知城 ~天守・御殿がセットは全国唯一!~

 山内一豊が1601(慶長6)年に築城を開始、10をかけて完成した。その後、火災により焼失したが。宝暦3(1753)年に再建。天守をはじめ、詰門や東西の多聞櫓、黒鉄門は、いずれも国の重要文化財に指定。本丸は、全国で唯一天守・御殿などの建造物がセットとして残る。

・宇和島城~築城の名手が建てた名城!~

1596(慶長元)年築城。築城の名手と名高い藤原高虎による優れた築城術が活かされた堅牢な海城であった。天守は1666(寛文6)年、宇和島伊達家2代伊達宗利が築いたもので、泰平の世の天守らしい趣と格式の高さが随所に見られる優美な姿が特徴。

 

 

 

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